鎮信公お祭茶式
宇和島支部 松風会 佐伯久美子
 薄日のさす令和5年12月3日、金剛山大隆寺にてお祭茶式をいたしました。献茶を赤松支部長がされ、その後3年半ぶりに秋の茶会が開催されました。
 午前10時、厳かで静かな本堂に、ご老師様と和尚様の読経が響きわたる中、お茶をお供えし、皆でお焼香させていただきました。清々しく気持ちが引き締まりました。
 その後、書院にてお茶会が行われました。私は2回目のお茶会で、お運びと3席目のお点前をさせていただきました。緊張のあまり「どうする私」という場面がございましたが、二宮先生の「慌てずに臨機応変に」という言葉を思い出し、どうにか終えることができました。これからも精進して参りたいと思います。
 お茶会には、50名を超える方が来られました。「温かみのあるいいお茶会でした。」、「和やかな空間で心静かにお茶をいただけました。」、「小学校3年生の愛らしいお運びに美味しくお茶をいただきました。」等々、うれしいお言葉を頂戴しました。
 参加した会員は12名でのお茶会でしたが、赤松支部長、二宮副支部長を中心に助け合いながら緊張感をもって楽しくつとめさせていただくことができ、充実感に満たされた一日となりました。