>
 
平成30年度 松洽会総会並びに茶会
宇和島支部 松風会 赤松聖一
 今年度の松洽会総会を4月14日JAえひめ南本店で開催いたしました。総勢100名の出席がありました。総会の後、前伊達博物館館長 本田耕一先生の講演がありました。先生には30分で終わっていただく様お願いしておりましたが、出席の皆さんからもっと話を聞きたかったとの意見が多くあり、続きは6年後の総会にお願いする予定です。
 その後、懇親会に移りました。オープニングでは、仙台より伝わった八ツ鹿踊りを保存会(20代の女性市職員)のメンバーに踊っていただきました。料理は宇和島の郷土料理を召し上がっていただき、大変盛り上がった総会となりました。

 翌15日は、金剛山大隆寺で茶会を催しました。雨の心配をしておりましたが、当日は雨も降らず、計画通りのスムーズな進行で終了することができました。
 濃茶席は私が担当致しました。待合の床は、祥月公の「閑」の掛物。
 
本席の床は、鸞洲公の日蘭親交300年記念の書を掛けました。花は鯛釣草を中心にした立花を生けました。
 書院から見える青葉若葉の輝く庭では、錦鯉が悠々と泳ぎ、数匹の亀が岩の上で甲羅干しをしていました。また前山から鴬の澄んだ声が聞こえました。
  



宇和島支部 松風会 二宮信子
 薄茶席の大隆寺 雲半間は、藩主が休息をとられていた場所です。掛物は天祥公の御筆(きょうはなを みやこもちかし おう坂の せきのあなたにしる人かも)を、主茶碗は御宗家様喜寿の祝いの品、脇床は石見で奥方様より頂戴したお心こもりの銀の小物を香合として使用させていただきました。洒は今年の初釜で拝領した銀製品、菓子箸は閑雲亭の古材で作ったものを。
 皆様お気づきのことと思いますが、鎮信流の流れを背景に祈りを込めて道具組を考えました。席を立たれます時の皆様の笑顔の中に何かを感じ取っていただいたようで、何よりも嬉しく有難く思いました。