心月公御祭茶
東京支部 松親会 土井裕子
4月に入り花々が咲誇っている中13日に御宗家様・御奥方様
により藤沢のご自宅にて心月公御祭茶がとり行われ、御奥方様
よりお話を頂戴いたしました。

【御奥方様のお話】
4月13日、心月公のお祭茶を宗家と二人で行いました。
先日来の穏やかな天候に恵まれ、庭の白山吹も花を咲かせ
お供えすることが出来ました。

心月公は、流儀の中興の祖としてのみならず、当時の日本の
茶道界にも足跡を残した先祖でありますが、このコロナ禍の
現状をどう考えられるでしょうか。

お菓子は個包装にしてお出しする・お茶は各人用に練る、、、等々
一碗の濃茶を飲みまわすということが、これからはなくなるのか、いや、落ち着けば又本来の姿に戻るのか、今は想像ができません。

本来の精神を貫きながら、時代に即応していく術を伺いたく思いながら、ご画像に拝礼致しました。
                                    松陽