初釜に参加して
松親会 脇田健二
本年度の初釜は1月17日日曜日に昨年と同様に三渓園の鶴翔閣で行われました。 天候の不安がありましたが、当日は快晴で一年の始めに相応しい一日となりました。(翌日横浜は大雪となり公共交通機関の多くが不通となりました)

今回私は薄茶席で昨年同様午前の部のお点前と半東を仰せつかりました。 はたして自分に勤まるのか不安な気持ちでおりましたが、当日は準備で時間に追われ不安な気持ちを考える時間も無く薄茶席が始まりました。

今回の薄茶席は、東京松親会が中心に道具も準備して昨年とは少し違う趣向でお客様をお迎えしました。 お軸は明治25年3月10日心月公歌会で詠まれた梅紅白の歌、花入れは鎮信公作の竹尺八、香合は干支の猿でした。 お点前で使用した茶杓は御宗家様作、お庭の紅梅より作られた茶杓でした。 水次は三河内焼中里太陽さんの作、昨年オランダ王国へ献上した水次と共に制作されたもので構想から完成まで約2年を費やしたとお聞きし席の最後に飾り付けを行いお客様へ披露しました。


緊張した席もなんとか終りお昼の点心を皆で楽しみました。
お年玉ですが実は昨年頂く事が出来(蓋置き)今年もと思っておりましたが残念ながら当りませんでした。
当った方々の嬉しそうな笑顔を見て昨年私もああだったのかと思いに耽っておりました。

午後は薄茶席・濃茶席の順に入り勉強させて頂きました。
 毎年自分の未熟さを知り、日々のお稽古の大切さを再確認する初釜でした。