近況報告
ドリームシップ祭に参加して
下関支部松要会 浜谷静枝
 下関市生涯学習プラザ・市立中央図書館主催「第13回ドリ―ムシップ祭り」は、「ドリームシップ未来への航海と共に」のスローガンのもと10月21日、22日の2日間開催されました。鎮信流は、おもてなし部門として21日のお茶席を担当いたしました。
心配されたお天気も前日の秋雨とはうってかわり、秋晴れの爽やかな一日となりホッといたしました。
昨年はじめて、実行委員会から茶室ではなく、総ガラス張りのランチルームで机・椅子を利用した立礼にしてはと勧められそのようにいたし、お客様に喜んで頂きましたので、今年も同じ様に立礼で。逆勝手の簡素な設えと致し、点出しでお茶を差し上げました。
第1回ドリームシップ祭の際、茶道口でご挨拶申し上げると、お正客の紳士が扇を出され、「どうぞお入り下さい」のご挨拶に驚きましたが、以来毎年来席され、13回目の今回も10時前早々ご来席。簡単な設えながら写真に収め、国外の友人に送られるとか。有難いご支援だと思います。お馴染みのお客様も増え嬉しく思っております。
今回もガラス越しに興味をもたれたお子様連れのご家族が多く来席。昨年“来年もカスドースありますか”と問うた少年の家族5人も来席。銘々盆の“薄茶とカスドース”を皆様喜んで下さり、もう一服の所望も多く、静かな雰囲気とは申せませんが、身近かな憩いの時として、ゆっくり抹茶を味わって頂く良い機会になっていると感じております。
〝カスドース〟は毎年大好評です。
高齢、少数、体調不調もいる小支部ではありますが、無理をすることなく、今できることを精一杯誠実にと、お互い励ましあっております。
少々疲れましたが、喜んで頂けましたこと感謝でございます。