令和6年 松清会初釜
松清会 佐世保支部 左村佳寿子  
 
 つい先日の積雪が幻であったかのように、清々しい青空に恵まれた良き日、1月28日に初釜が執り行われました。
 床には、心月公の御軸「和敬清寂」、花は水仙一種が毅然と入れられ、松浦支部長によりお献茶が始まり、荘厳な雰囲気の中、会員一同真摯な気持ちで能登半島地方の再生と復興を願いつつ、式は進行致しました。  
 
 その後、オンラインによる研究会で勉強致しました風炉の逆勝手、続薄茶を致しました。
 客振りの在り方(挨拶のやりとり)、菓子器の扱い方等、疑問なことを質問しながら行われました。本勝手と逆勝手の取り扱いに戸惑いがありましたが、多くの学びがあり有意義な早春の1日でした。
 ご宗家様、奥方様のご健康を願い、本年もご指導賜りたいと存じます。