鎮信公お祭茶
佐世保支部 松清会 井上三穂
 今年は、会場の都合で少し遅れて鎮信公のお祭茶を実施し致しました。
 厳かな雰囲気の中、お茶が点てられ鎮信公にお供え致し、会長の御拝礼の後会員一同拝礼致しました。
 会長のお話の後半は、12月にちなみ"夜討の茶杓"と茶杓のその後のお話でとても興味深い事でございました。
 会食の後は、濃茶席です。今年は、榮岩先生が担当されました。現役時代に高校生の修学旅行下見のため何度も韓国に行かれたそうです。その時の「陶器の里」利川のお話をされ、そこでお会いになった韓国人間文化財柳海剛さんの青磁のお道具を見せていただきました。
 90歳になられた今も矍鑠としてにこやかに楽しく席主をお勤めになられ、100歳まで頑張って下さるようにと思いました。
 また、川崎先生はアメリカシアトルにて茶花展のお話、外国人が如何に日本について正しくとらえているか等お二人のお話は、トークディスカッションの如く熱心に語られ、年の暮れの一時、楽しい時間を過ごさせていただきました。
 ご宗家様、奥方様のお導きのもと、無事に今年も終ろうとしております。
来年もまた、どうぞよろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。