大阪支部の新年
松蓊会 佐々木 隆夫

 新年あけましておめでとうございます

 1月8日(日)に大阪支部では、初釜および初稽古を行いました。この日は、朝から晴れわたっており、清々しい気分で当日を迎えることができました。
 大阪支部のメンバーが宝塚の宇路支部長の自宅に集まり、準備の後、初釜の席を迎えました。支部長の家は、遠くに大阪湾を臨む場所にあり、穏やかな海を見ながらの一日となりました。
 今回は、若宮さんの茶通箱の点前でした。私事ではありますが、茶通箱は名前だけは知っていましたが、点前を見たことが無く、「点前もいろいろあるし、動きが細やかになっていくものだなぁ」との感想を挙げたいと思います。
 点前終了後に、點心をいただいた後、午後からは初稽古になりました。主に佐々木が稽古をさせていただき、通し稽古、割り稽古といった形で、支部の皆様から熱心なご指導をいただくことができ感謝しております。
 午前10時から始まった一日も、気が付けば午後 4 時になっており、「何事にも真剣に取り組むことの大切さ」や、「真剣に取り組んだ時には、時間が経つことが早い」ことを、改めて実感いたしました。

 さて、昨年も佐々木が初釜の席に関する文章を書かせていただきましたが、その際、短歌を一首詠んでおりました。「おはつかま」という言葉をそれぞれの句の冒頭につけていましたが、松田副支部長より「今年も楽しみ」という、お言葉をいただきました。慣れない短歌ではありますが、卯年にちなんで、今回も一首詠みたいと思います。

うみ映ゆる
さどうの集い
きよらかに
としの初めに
しあわせを知る
(左側だけを縦読みしてくださいませ!!)

本年も大阪支部(松蓊会)をよろしくおねがいいたします