コロナ禍でも笑顔で
松蓊会 松田 攝子
 1月24日に予定していた松蓊会の初釜。年内には点心の予約も済ませ、いつもの花びら餅の予約もしなければと考えていた矢先に、まさかの二度目の自粛期間に入ってしまい中止せざるを得ない状況となりました。
 関西の感染者数の多さに、日に日に不安が増し、心が痛くなる毎日です。
 今年も皆さんで頑張りましょうね、と笑ってお稽古ができるのを楽しみに各自感染予防をして初釜を心待ちにしていたというのに。
 自粛期間中に、どうお茶と向き合っていけるのか、お茶の知識を高める本を読む、着付けの稽古をする、いまいちどお点前ノートの整理をするなど、できることを続けていきたいと思います。  今年も昨年同様に総会と龍門寺が中止と決まったとのこと。
皆さんとお会いできないのはとても残念ですが、一日でも早く、ご無事で何よりでしたと、心の底から笑いあえる日が来ることを祈っています。今年はお花見もしたいものです。せめて宝塚の支部長宅でのお稽古が再開され、心静かにお稽古ができるのを待ちたいと思います。
 少ない人数でも笑顔の絶えないお稽古のできる一年にしていきたいと思います。 今年もどうぞよろしくお願い致します。