大阪支部お初釜
松蓊会 佐々木 隆夫
 1月27日(日曜日)、西宮市の廣田さん宅で平成31年のお初釜が開かれました。1月26日から27日にかけて、近畿地方では雪がちらついたこともあり、寒い中でのお初釜の席ですが、全員が凛とした気持ちで、準備から本番に望みました(蛇足ですが、原稿担当の佐々木はカメラ係も合わせて受け持っており、初参加の大阪支部お初釜を楽しみ半分、不安半分でした)。
 当日12時から、昨年結婚された廣田さんの奥様にも参加いただき、点心席が始まりました。新年のめでたい気持ちの中、お弁当のほか廣田さんお手製のお屠蘇やお雑煮を出していただき、和やかなお席でした。
 13時より茶室に移動し、宇路支部長のお点前で濃茶、続いて松田副支部長による薄茶点前が行われました。趣のある茶室であり、点前の厳粛な中にも、軸や茶碗の話題で興味深いとの声がたびたび起こったり、1月13日に行われた横浜・三渓園での会全体でのお初釜の話題が出たり(佐々木が当てた白磁の御所丸茶碗の話題も出ました)と、正におめでたい雰囲気の席でした。
 最後に個人的な感想を書かせていただけるならば、個人的な不安は杞憂であり、楽しい時間を過ごすことができました。また、宇路支部長をはじめとする松蓊会の方々に茶席の作法を教えていただき、感謝の気持ちで一杯です。
 今年も大阪支部(松蓊会)をよろしくお願いいたします。