聖福寺保存会五十周年記念茶会
長崎支部  林 喜久代
平成28年10月30日、秋晴れのもと 聖福寺保存会五十周年記念茶会が 開かれました。記念品として「萬寿山聖福寺」という記念誌を作りました。 当代住職のご挨拶のなかで、「お抹茶とのご縁が深くなりましたのは15代 黙雷禅師の被爆の治療にお抹茶を飲み続けた御陰で命を救われたことからの ご縁と聴いています。」とございます。
当保存会は昭和41年に茶鍪塚建立、茶室徹心軒を創設し発足しました。 以来四季釜として春、夏、秋、茶釜供養の4回を持ち回りで担当しております。 平成26年秋、大雄宝殿、天王殿、山門、鐘楼堂が重要文化財に指定され 大きな喜びとなりました。
10時から鎮信流は大書院で薄茶席、裏千家 は回廊で薄茶席立礼席、表千家は徹心軒の濃茶展覧席、清心軒で呈茶席、点心は奥書院と聖福寺門前旧迎陽亭でさしあげました。 参会者は約300名でございました。