![]() |
| 令和7年度 九州文化学園中学校 観月茶会 |
| 九州文化学園小学校・中学校 岡 楓子 |
|
10月30日(木)、長かった酷暑の夏が終わり、心地よい気候となったよき日に、中学3年生が3年間の集大成を保護者へ披露する茶会を開催しました。 7月に波佐見のろくろ体験で抹茶碗を制作し、茶会の準備を開始いたしました。また、茶道の授業だけでなく、国語の書写の授業では、茶道で出会った禅語を色紙に書きました。まだ、暑さの続く9月から実際の茶会を想定したお稽古を始め、生徒たちどうしで意見を出し合いながら、よりよいお茶会を目指して準備を進めました。特に亭主を務めた生徒たちは、自ら放課後もお稽古し、お互いに息をぴったりと合わせられるよう、細かいところまで気を配って稽古を致しました。 当日は、よき天気に恵まれ、凛とした雰囲気の中の観月茶会となりました。初めて自分たちで茶会を開いた生徒たちは緊張しながらも、保護者の皆様に心のこもった一服を差し上げることができました。 |
| (お茶会の様子) |
![]() |
|
生徒の感想を一部紹介いたします。 ・観月茶会で今まで習ってきたことを全て、保護者へ届けることができました。反省点もいくつかありますが、お客様にとても喜んでもらえ、「感動した」と言ってもらうことができました。今までしっかり努力していてよかったと思いました。今後の生活の中で「茶道」で得た、一つ一つの作法を大切にすることを大事に意識していこうと思っています。 ・お稽古を始めた当初課題だった姿勢や所作も放課後練習などで改善できました。練習のとき苦労していた二人で動きを合わせることは、保護者からすごいと思ってもらえました。最初のときは動作もなかなか合わせることができず、苦労しましたが、練習を重ねるごとに動きだけでなく、心を合わせられるようになりました。これまで頑張ってよかったです。また、亭主だけでなく、全員が心を込めてよいお茶会にすることができました。 |