中華人民共和国駐長崎総領事館の劉 亜明氏が
茶室を訪問されました。
         
長崎国際大学 嶋内麻佐子  
場 所 : 学校法人九州文化学園 長崎国際大学 茶室「自明堂」
日 時 : 令和元年6月14日(金) 15:45~16:10
参加者 : 中華人民共和国駐長崎総領事館 総領事 劉 亜明氏 他1名

 中華人民共和国駐長崎総領事館 総領事 劉 亜明氏が長崎国際大学での講演の為、来校されました。その際に、茶室「自明堂」を見学に訪れ、本学に留学中の中国人留学生と日本人学生の点前をご覧になられました。
 今回の来校では、講演を通じて、本学の中国人留学生を激励すること及び将来を担う若い世代である中国及び日本の大学生が、日中間の相互理解を深め、友好関係を築く掛け橋となることを目的とされていました。

 今回の点前では、亭主を中国人留学生のリ ロウロウさん(観光4年、中国・広東省出身)、半東を日本人学生の藤本 哲弘さん(観光4年)が務めました。
 劉総領事は、リさんの着物姿と点前をする姿を見て「最初は日本の学生がお点前をしているのかと思いました」と話されるなど、非常に感激されたご様子で、点前をする様子を柔かな表情でご覧になられていました。
 また、点前中や点前が終わった後には、学生に質問を投げかけられました。その中で、リさんが卒業論文で中国のお茶や鎮信流のことを取り上げていることを聞くと、そのことについて質問をされ、「多くのことを日本で学んだんですね、これからも頑張ってください」と激励されていました。
 今後も今回のような国際親善の場において、日本の文化である茶道が相互理解や友好関係を深めるきっかけとなるよう、精進してまいります。
 
 
点前の様子
 
右から順に劉総領事、リさん、藤本さん