小学校教育カリキュラムの一環として
広田小学校の「茶道体験学習」を実施しました。
                 
長崎国際大学 嶋内麻佐子  
場 所 : 学校法人九州文化学園 長崎国際大学 茶室「自明堂」
日 時 : 令和元年5月27日(月) 9:00~10:00
    : 令和元年6月03日(月) 9:00~10:00
参加者 : 広田小学校児童 193名

 今回の茶道体験学習は、広田小学校6年生の総合的な学習の時間における「交流学習」の一環として「茶道の歴史について話を聞き、体験することで、日本の「よさ」や「歴史、伝統文化について理解を深める」ことを目的として企画されたものです。

 長崎国際大学の学生が普段の授業で学んでいる茶道・鎮信流を児童に伝え、共に体験することで、児童と学生の交流を深めることができました。より実践的な形での体験で、193名の児童を2日に分け、20名の学生の支援のもと、茶道の歴史学習、抹茶挽き体験と点て出し体験を行い、鎮信流の礼法やお茶の点て方、お菓子の取り方を体験しました。  
 
問いかけに積極的に答えるの児童たち
 
みんなでお茶の飲み方を練習しました!
 
慣れない茶筅扱いに苦戦・・・?
 点て出し体験では、児童から「お茶が美味しかった」「茶筅を振るのが難しかったけど楽しかった」などの感想があり、茶道に興味関心を深めていたようでした。また、本学の学生からも児童との交流を通じて、「茶道の歴史を改めて勉強することができた」「小学生との交流は新鮮であった」などの声がきかれ、学生に対する指導の面でも大きな成果が得られたように思われます。
 鎮信流の茶道を通して、地域の小学生が日本の文化にさらに関心を深めてくれればと願っております。