小学校教育カリキュラムの一環として
広田小学校の「茶道体験学習」を実施しました。
   
長崎国際大学 嶋内麻佐子  
場 所 : 学校法人九州文化学園 長崎国際大学 茶室「自明堂」
日 時 : 平成29年6月23日(金) 9:00~10:30
    : 平成29年6月30日(金) 9:00~10:30
参加者 : 広田小学校児童 164名

1、概要
 長崎国際大学は、「ホスピタリティ」の精神を実践的に修得するため旧平戸藩主・松浦鎮信公の興した茶道・鎮信流を重要な教育課程に位置づけております。学生たちは、「茶道文化」の授業を通じて、日本の伝統文化を「再発見」「再理解」し、国際的視野を涵養するとともに、地元・長崎県の文化・歴史に対する関心を高め、様々な地域貢献を行っております。

2、趣旨
 今回の茶道体験学習は、広田小学校6年生が「われら地球人」を学年テーマに掲げていることから、総合的な学習の時間の一部として「茶道の歴史について話を聞き、体験することで、日本の「よさ」や「歴史、伝統文化について理解を深める」ことを目的として企画されたものです。

3、内容
 長崎国際大学の学生が普段の授業で学んでいる茶道鎮信流を児童に伝え、共に体験することで、児童と学生の交流を深めることができました。より実践的な形での体験で、164名の児童を2つのチームに分け、学生の支援のもと、茶道の歴史学習、抹茶挽き体験と点て出し(たてだし)体験を行い、鎮信流の礼法やお茶の点て方、お菓子の取り方を体験しました。
 鎮信流の茶道を通して、地域の小学生が日本の文化に関心を深め、本学をより身近な存在として受け止めてくれればと願っております。  
                       
 
お茶の話に興味深々の児童たち
 
「いただきます」
 
お茶の味はいかが・・・。
 
石臼でお茶挽きに挑戦!!