心月公御祭茶
平戸支部 松華会 森 三佐子
 
  平戸大橋から臨む海も、のどかな春の日差しにきらめく4月13日(水)、松浦家で心月公御祭茶を挙行させていただくことができました。
 参加の6名、三密を避け、陰点てでお供え申し上げました。3月末から、長崎県下全域、感染者が増加いたしまして、落ち着かない毎日でございますが、心月公の御画像に拝礼申し上げることができましたことに感謝申し上げます。濃く練られたお茶と上用饅頭、立ち上る香…毎年、13日に御祭茶を挙行できますことの有り難さを忘れず、変わらぬ思いをつないでいくことへの畏敬の念を持ち続けてまいりたく存じます。心月公が愛でられたとの白山吹の静かに清楚に咲く姿に、心静かに日々の努めを果たしていこうと思ったことでございました。
 その後、平戸支部の総会を行い、令和3年度の諸報告、令和4年度の行事予定などを確認いたしました。再度、オンラインお稽古発足の折りの御宗家様のお言葉を拝読し、Ⅴ期への積極的な参加を呼びかけました。また、6月の松洽会総会に向けて、今後の準備について確認いたしました。諸々、用心しながらでございますので、ご参加の皆様には、ご不便をおかけいたしますことと存じますが、よろしくお願い申し上げます。
           
 
 
御部屋の坂庭園入り口の八重桜