東西百菓之図 はじまりはじまり会
平戸支部 松華会 永益 幹子

4月22日18時から、上記の会が按針の館において催されました。
主催松浦史料博物館、後援オランダ王国大使館、オランダ人デザイナー“INA―MATT”によって、このプロジェクトの説明会があり参加いたしました。
   

このプロジェクトは、日本で最初に砂糖が伝来した「平戸」において、松浦鎮信公が鎮信流という武家茶を創立、その流れから生まれる“百菓之図”それに伴って出来た平戸の特徴的な和菓子文化を世界に向けて発信するというものです。
平戸のさまざまな文化も含めて「Firando Japan’s Islando of Sweets」お菓子を通じて平戸を世界に発信するという壮大なプロジェクトです。    
説明会終了後、それぞれのグループに分かれてワークショップがあり、魚をイメージして按針の館のガラス窓にテープをはりつけました。松華会の数人にオランダ商館のレムコーさんも加わり、端午の節句も近いので「鯉の滝登り風」の魚になりましたが、なかなか楽しい作業でした。
  

この日の昼間、INAさん、MATTさんのお二人が和服姿で閑雲亭に見え、つくばい、茶室への入り方、それにお点前を最初から最後までお稽古をされました。のみ込みが早く、姿勢も美しく驚きました。  今秋開催の「東西百菓之図とオランダの茶会」に向けて、さまざまな分野での活動が始まっています。