天叟公義様545年遠忌
平戸支部 松華会 永益 幹子
10月24日、平戸市木ヶ津町の普門寺一本堂において、第21代叟公の 545年の遠忌が営まれました。同時に22代天翁公、23代覚翁公のご 回向も執り行われました。ご宗家様の御献茶にはじまり、つづいて松浦家、 普門寺にゆかりのあるお寺の和尚様方(雄香寺、恵日寺、天桂寺、円通寺) が、おごそやかに、しめやかにお経を上げられました。天叟公のお墓はお 寺から歩いて10分ほどの場所にあり、参列者の皆様方全員うらうらとした 秋日和の中、参詣をされました。
その後、本堂に移り、檀家の奥様方の手づくりの、お斎をいただきました。 ご酒は、銘「赤烏帽子」。天叟公が、時の将軍足利義教公の前に、赤く目立つ 烏帽子姿で出向かれ、見事にお目にとまった故事にちなんで、今回ご宗家様が 特別にご命名になったお酒がふるまわれました。
お斎のあと、お茶一服を差し上げ、なごやかな談笑のあと、散会となりましたが、 滞りなくご法要を終えることができましたのも、檀家の皆さまのご協力あってのことと感謝いたしております。