夏の子ども茶会
上志佐あゆっこサマースクール・2014年8月5日(火)
平戸支部松華会 森 三佐子
 松浦市立上志佐公民館の依頼による「上志佐あゆっこサマースクール〜夏の子ども茶会」も六回目となりました。

 今年は、1年生から6年生まで18名の参加でした。
 公民館定例の夏の講座として子どもたちも楽しみにしているようです。

 他に対して心配りすることの楽しさや喜びを知り、美しいしぐさや言葉遣いが豊かな生き方につながることを実感できるような時間になることを願っております。

 前半は「亭主になろう〜もてなす心」の体験です。
 昨年の内容(お辞儀や挨拶の仕方など)をおさらいして、全員で掃除をしました。

 1年生から6年生縦割りの三班に分かれ、班ごとに花を生け床に飾りました。

 お箸の扱いを全員で練習した後、班ごとに「床」「抹茶・菓子」「茶碗」に分かれ準備をいたしました。
 後半は、「お客様になろう〜うけとる心」の体験です。

 手水での柄杓の扱いをお稽古した後、班ごとに、「客」「菓子」「お運び」を順番に体験しました。

  「客」は、床の拝見の後菓子を懐紙にのせ抹茶をいただきました。

 「菓子」は干菓子を盛りつけ菓子を持ち出し、「お運び」は釜から湯を汲み茶を点て、お運びをしました。
 「おいしい」「癒される」との声に和やかなひと時となりました。

 今年も橋千東さんに参加していただきました。
 一人よりも細やかに対応することができ、体験者の満足感や関心も深まります。

 講師側にも気づきが生まれ、より充実した内容にしようという工夫や向上心も深まります。

 各行事や活動を通して、協力、協調の姿勢がより充実していきますよう精進したいと存じます。