決意の初釜
松祐会  原文子
 令和8年、新しい年がはじまりました。今年の干支は、60年に一度巡ってくるという「ひのえうま」。火のエネルギーが強いことから情熱的で行動力のある年とされています。茶道においても松祐会の会員ひとりひとりが自分の目標を達成できる年になりますよう一同精進してまいります。
  
松祐会の初釜を、1月10日土曜日、ホテルオークラ山里で行いました。ここ2、3日冷え込み、玄界灘の海は荒れ壱岐からの船が欠航。壱岐教室の4人の方々の初釜参加がかないませんでした。壱岐、武雄、福岡の会員皆が揃って会えるのはこの初釜だけ。とても残念でした。
 会をはじめるにあたり、泰松久美子支部長の発声で昨年9月に亡くなられた柳本玲子先生のご冥福をお祈りいたしました。柳本玲子先生は、長きにわたって葉山孝先生を頭に前田三喜子先生、中村昭子先生たちと知恵を出し合い、一丸となって松祐会を支えて来られました。諸先輩を思い、これからも鎮信流の教えを学んでまいりたいと気持ちを新たに致しました。
濃茶席の床には、ご宗家様より拝領いたしました祥月公の「慎終如始」~終りを慎むこと始めの如し~
蓬莱園の埋もれ木の花入れには梅と水仙が生けられていました

 1月より九州国立博物館では「平戸モノ語り」と銘打って静山公、熈公のお道具を通して時代を探るという催事が始まりました。2月8日にはご宗家主宰の茶会が予定されています。福岡支部は水屋を仰せつかり、奥方様、幹事長藤岡先生、松洽会会長森先生のご指導のもと準備を進めています。この初釜でも九博茶会(以後略)のリハーサルをいたしました。
 亭主の点前、半東の動き、水屋では濃茶と薄茶の点て出しの準備など、本番を頭に描きながら行いました。まずは九博茶会水屋をつつがなく行い、ご宗家様の茶会成功をお支えするという目標に向かって一丸となって進んで参りたいと思います。
   本年の、ご宗家、奥方様、収様、そして松洽会の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。