コロナ禍での心月忌
福岡支部 泰松久美子
 3月弥生の半ばごろ、福岡は全国に先駆けて桜の開花があり、あっという間に桜吹雪となりました、例年になく季節の移り変わりの早さに驚きます。
 福岡支部では、4月3日に昨年出来なかった心月忌を六本松本部教室で行いました。壱岐から山川伊代子さんと野田悦子さん、福岡は原文子さんと私の4名が集まり、厳そかに心月公にお献茶をさせていただきました。いまだ収束しないコロナ禍。支部の行事として4名で行うというこれまでにない少人数による心月忌となりましたが、鎮信流の未来へと続く一つの読点として本日の行事を終えたことに安堵いたしました。その後、ご宗家・奥方様によるオンライン稽古について打ち合わせをし、薄茶・濃茶の点前を勉強いたしました。
 これから行われるコロナワクチンの効果を期待し、少しでも早く会員の皆様とお稽古やお茶事が出来ますことを心から願うばかりです。