松祐会の初釜
福岡支部 松祐会 藤野千恵

 松祐会の初釜が、1月10日(土)ホテルオークラ福岡山里で、壱岐の方5名を含め16名の参加で行われました。

 お床飾りには「行雲流水」と書かれたお軸にふさわしく、「何事も自然」を象徴されたかのように清々しい青竹と松、梅、千両が活けられました。

 新春にふさわしい猿引き棚が用いられ、壱岐の豊島さんが濃茶を、福岡の佐々木さんが薄茶の点前をなさいましました。

 続いて、博多雑煮等、目にもあざやかなご馳走をいただき、和気あいあいのひとときとなりました。


 50代で鎮信流にであった私にとってはわからない事ばかりですが、原先生をはじめ、周囲の皆様が優しく根気づよく教えて下さるのを幸いに、覚えるより早く忘れてしまうなどと甘えておりましたが、新年を迎え「お稽古は真剣に」と心に決め、お茶の心に少しでも近づき、美味しいお茶を点てられるようになりたいと思ったことでした。