龍門寺「蓮糸の刺繍涅槃図」の修復募財のご報告

松洽会事務局 渡邉二三子

 清々しい秋晴れの今日この頃、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしの事と存じます。
 昨年末に龍門寺様より秘蔵「涅槃図」の修復募財が行われているとのお知らせを頂きました。
御宗家、松洽会濱谷会長と相談しNPO及び松洽会で賛同する事が決まり、更に本年、平戸総会役員会において全会員の皆様にも支部長を通じ寄付を募る事になりました。
七月末に集計致し、八月二十九日、NPO茶道鎮信流として三百万円の寄付をお納めすることが出来ました。
 過日、龍門寺様より御礼状を頂きご門人の方々へ呉々も宜しくとのお言葉でございました。
令和六年春には修復が完成予定とのことです。
その頃にはコロナも収まり、献茶茶会でこの「涅槃図」を拝見できます事を願い、ご報告とお礼を申し上げます。
まだ、油断は禁物です、皆様のご健康をお祈りいたします。
   
※涅槃図 松浦家三十代 棟公様の奥方様により蓮糸を以って自ら刺繍され
龍門寺に寄贈された物で現在、姫路市重要文化財に指定されてます