第2回 平戸大心茶会(平成24年10月28日)
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臨済宗千光寺においてのお献茶式
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平戸支部:松華会 西島 泰子
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昨日の雨もお天気になり、平戸大心茶会の平成24年10月28日(日)を迎えました。 大心茶会にさきがけて、平戸市木引町臨済宗千光寺にて鎮信流宗家によるお献茶式が執り行われました。 茶道関係の来賓の方20名の出席を頂き、千光寺田中完寛住職の読経の中臨済宗開祖・栄西禅師を偲びました。 東日本大震災慰霊のお経も捧げました。 |
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大心茶会 濃 茶 席
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平戸支部:松華会 谷川 接子
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平成24年10月28日第2回大心茶会が松浦史料博物館にて開かれました。私共はご宗家様、奥方様の下お濃茶席を担当させて頂きました。前日はあいにくの小雨でございまして、屋内に受付、待合を設置しておりましたが、当日は秋晴れの天気となり早々に受付、待合は九皐斎のお庭に設置致しました。お庭の緑も前日の雨で光っており、お客様にはお庭の風情も楽しんで頂けたのではと思っております。 |
お床には、緑と紅葉したもみじの枝が生けられておりました。お花を担当された松尾さんは前日の生け込みのとき枝が大きく苦労されておられました。 |
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大心茶会 立礼薄茶席
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佐世保支部:松清会 瓜生陽子
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松清会では、秋空の下、自然の景色を愛でながら御部屋の坂庭園にて一服差し上げる予定でしたが、前日の雨のために松浦史料博物館前の眺望亭2階での立礼席となりました。しかし、当日は天気予報も外れ、青く澄み渡った空、爽やかな秋風の中で平戸城に見守られながらのお茶会となりました。 玄関で秋の花々がお客様をお出迎え、茶席では、御宗家様のご配慮にあずかり、お手作りの孟宗竹水指を拝借致し、また、秋の風情のやつれ風炉でお迎えを致しました。お点前が流れ、松風に時のたつのも忘れ、和やかな雰囲気の中、皆様秋のひとときを楽しんでおられるご様子でございました。 松浦史料博物館一帯は、茶席移動の為に、歩いていらっしゃる着物姿のお客様が景色となりよい風情を醸し出しておりました。 大心茶会には、遠方よりたくさんの方にお越しいただき頂き、誠にありがとうございました |
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点 心 席
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平戸支部:松華会 竹本 晶
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今年も栄西禅師に因んだ茶会ということで、「桑粥」を炊きました。「米一升に対し水一斗」の割合で、ふっくらとした柔らかいお粥になるようにと願いながら火を入れました。
菜は竹を二つに割った容器に煮物を盛り、ふろふき大根とごま豆腐はそれぞれ別皿に盛りました。小皿には、ごま塩、梅干、大徳寺納豆を少量ずつ盛り、お粥は、三ツ星の紋入りの小振りの椀によそいました。 「お粥がおいしかったです。」とお帰りになる際に声をかけてくださるお客様が多数いらっしゃいました。早朝よりの準備が報われた気がいたしました。 なお、お床は心月公の「滝紅葉」花入れは三川内焼、花は錦木と鶏頭でした。 お客様の優しい心と私どものおもてなしの心が融合し、心の奥がほのぼのとあたたまるようなお茶会であったと思います。 |
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